dx2100にグラボ


 dx2100には915GVと言うチップセットがあり、 内臓ビデオ? 一言で言えばオンボードです。
 915GVは915Gの性能を略されたような物です。
 CPUで例えるのなら915GVはセレロンで915Gはペンディアムという所です。
 もう少し書けば915GVにはPCI Expressx16が着いておらず、 915Gには付いて(多分)います。
 内蔵グラフィックは大した性能を持ち合わせていません。
 そこでそのグラフィックを強化すべくに必要なのがグラボという訳です。

 dx2100はゲームなどを目的としたように作られてはおらず普通にネットを楽しむ為に作られています。
 しかし私はゲームに手を出してしまったあまり、 その内蔵グラフィックに満足出来るはずも無い。
 新しいPCを買えば済む話だが、 如何せんお金もないし。
   PCI Expressx16が付いているのと付いていないのとでは性能に差が出ます。
 代わりのようにPCI Express X1がdx2100に付いています。
 まず使えない、 理由はマザーボードとグラボが干渉しそうだからです。
 で、 最終的にはPCIのみと絞られます。
 しかも電源が240wしかなく大きなものは付けられない(物理的にも)
 この時点でグラボは限られます。
 dx2100はPCIに絞ると、 本当に少なく二種類しか候補がなくなります。
 もう少しありますが、 PCIと言うわけで性能が高い方を選ばないといけなく絞ると二種類。
 さてさて・・・本格的に3Dゲームを始めたいのならPC買うべきですよ・・・

 候補のPCI。
 GF8400GS-LP512H/HS
 GX-HD2400/P256
 に私が思うには上の二つに絞りました。
 絞ったら絞ったで今度は決めなければならない。
 どれも一万円を越す性能が悪いくせにモンスター
 失敗したら少々面倒です

 さて結果ですがdx2100に確実に付けられるのは GX-HD2400/P256
です。
 正直dx2100で買うならこれしかありません。
 他にいいのがあれば良いのですが、 スリムケースな為ロープロのみとなります。
 それがGX-HD2400/P256です。


 ☆★初めてのグラボ増設★☆

 グラボを購入したのは良いがある程度の知識しかなかったので苦戦しました。
 BIOSと言う少々厄介なものもあります。
 グラボが手元の届いた当初は「うはあああああああ来たぜ」とハイテンション。
 しかしここからが苦戦、 まず取り付けからですが、 電源を切ります。
 コンセントや色々抜きます。
 ケースを空けて取り付けるのですが、 「・・・お・・・おおおお・・・・・おおおおおおおお!!!」
 付きません、 どうやっても付きません。
 もうスロット付近を思いっ切り端に寄せ押し込もうとしたが無理。
 私はペンチを持ってきていざスロット付近を破壊(笑)しようとした所、 説明書が目に入り。
 ふかーく深呼吸。
 そう、 このGX-HD2400/P256はロープロファイルに取り付ける際に六角のボルトを外さないといけない事がかいてありました。
   しかし六角のネジを外す工具が合わずダイソーに買いに行く事に。
 最終的にはペンチでも取れます。(100円無駄・・・・)

 準備が出来たらブラケットを使います。
 使わない人は良いですが、 私は必須でした。
 青いコネクタが付かず、 結果的には2スロットを使用。
 しかしここでおお焦り、 イザ電源を付けると「ウイーーン」「ピピピピーーー」と。
 正直「うっそだー!」と電源を疑いましたがPCI付近の一部が外れていた為に起きた小さなミス(しかし焦った)
 今度こそ、 電源を入れるとモニターが付き(この時モニターはグラボに繋ぐ)OSが起動します。
 OSがグラボを認識しインストールの許可を求めてきますがキャンセル。
 この時画面が可笑しいですが、 デスクトップを右クリック⇒オプション⇒設定⇒画面解像度で直せます。
 次に付属のドライバを入れ指示に従いインストール。
 後は最新のドライバを入れたりして終わりました。
 BIOSですが私は弄りませんでしたが、 後から適当にBIOSでオンボード項目を無効にしました。
 これで良いのか分かりませんが、 弄らなくても良いと思います(ゲームできたから)

 下記がdx2100でのグラボ増設手順(他のPCは知らない)

 まず参考に取り付け例の画像を見てください。



 上の通り、 私は端の方には付けませんでした。
 空気の流れを妨げないように少しゆとりを作ります。


 グラボにモニターケーブルを繋ぎます。

 1、 グラボを用意しスロットを二つ開ける。(この時電源を切りコンセントを抜く、 静電気除去もお忘れなく)
(一つはグラボもう一つはモニターのコネクト部分、 デフォルトではサイズが合わない為付属ブラケットを使用)
 2、 固定したら(私は一番内側から二番目のPCIを使用)電源を入れ(この時モニタはグラボ接続)。
 3、 OSが起動しインストールを求めてくるがキャンセルしCDドライブに付属CDを入れる。
 4、 インストーラーが自動で立ち上がると思いますので指示に従いインストール(結構時間が掛かります)
 (基本的に同意を押せば良い)

 このくらいでしょうか。

 さて、 いよいよグラボの効果を確かめます。
 使用するソフトは3DゲームのGTA SA。 2Dの東方地霊殿〜東方紅魔郷。
 まず東方からですが、 処理落ちはありません60〜59をキープしています。
 しかし会話が入るとレートが多少下がりますが会話終わると戻る(多分仕様)
 全ステージはプレイしていませんが(地がキツイ・・・) まず安定しています。
 オンボードよりも安定し、 処理落ちで嫌な思いもしないと思います。
 ただ東方紅魔郷などでは自機の移動が多少もっさり気味です。
 まあこれはウインドウモードで起動すれば解決するが、 レートが安定しない。
 これまた可笑しなことに、 ユーチューブを開きながらプレイすると・・・安定する(何故だ??)
 これは慣れる他ないとしか・・・・
(もし処理落ちするならばドライバを最新に当て、 又は常駐プログラムを外す←大体オンボードでも改善されるときもあるがいちいち切るのが面倒だからそのままプレイしています。 その為処理落ちを起こす(^^;) 切れば問題ない)

 次はGTA SAです。
 MODを入れずにプレイでは少しに快適(設定によってはカク付く) オブジェを遠くまで表示させても安定し。
 16ビット? の1024×768ぐらいでもプレイできる。
 MODです、 GTAの最大の楽しみ。
 感想はMOD車が込み合う場所では多少動作が遅くなるが(設定高くしているからかも知れない)ストレスが感じない・・・(よほど酷い環境でプレイしてたせいもある)


 さてさてグラボは買うに値するのか? ・・・と言うと、 これは微妙としか言いようが無い。
 無ければ東方は処理落ちしてたでしょうし、 これからもリリースし続けると確実にスペックが高くなります。
 東方地霊殿がその例。 オンボードだとレートが40ほどで処理落ちしてしまう。
 しかしこのグラボは3D性能はまあまあ、 2Dは弱いです。
 東方地霊殿、 東方風神録では問題なくできるが、 東方紅魔郷など比較的古いソフトではなにかと問題。

 結果的にこの機会に増設の価値があるかもしれない。
 だだし、 もしPCを買う予定があるなら買わないほうが吉です。
 グラボだけでも一万円ほどしましたし、 はっきり言うと一万円に値する性能は持ち合わせていません。
 ならここは我慢して一万円を新規PCに当てた方が利口という物。
 私の場合はPCの買い替えは予定していないし、 それほどハイスペックを要求するゲームでは遊びません。
 (テイルズオンラインは動きました、 カクカクではなかったのはグラボのおかげかも知れない)

 だけど・・・転送速度は遅いです、 それはPCIだからと諦めましょう
 それとこのグラボには動画支援などあるらしいのですが、 実際どうなのかは不明。
 ニコニコ動画など普通にCPU100になるので・・・実際は。

≪≪戻る